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Rosalindaのなんでも日記

Rosalindaのなんでも日記

2005年2月シミランクルーズ4日目

ダイビング3日目は再びシミラン諸島に戻って来て、あちこちのポイントを潜りました。

早く書かないと潜ったときの印象がだんだん薄れて行きますね、、、、。

この日と翌日のアシスタントは、ショップ最年少のタクヤ君。私の甥っ子と同い年の若者です(でも甥っ子は一児の父。関係無いか)。

1本目はNorth Point#9。

入ってすぐダウンカレントに乗って順調に水深30mまで行くが、その後水深をあげるのはつらかった。ここは、珊瑚修復ボランティアで、ガイドのMasa君もウミウチワを沢山コンクリートに打ちつけて立たせたところ。

修復後ウミウチワがどうなっているか、その場所に行ってみると、こんなカンジでうまく立っているのもあった。


このまま根付けばウミウチワだらけのきれいなポイントになるはずだったらしいが、残念ながらさっきも言ったように流れが早いポイントなので、ほとんどのウミウチワは倒れたり欠けたりしていた。

人間の力じゃどうにもならないけど、きっと自然の力がどうにかしてくれるでしょう。

見た魚:マルチバーパイプフィッシュ、カブラヤスズメダイ(リュウキュウスズメダイに似ているけど、前半分が黒くて、後ろ半分が白いやつ)、エバンスアンティアス、ツユベラ。



カンテンウミウシ系のウミウシ


2本目はGorilla bay(別名:Three trees)。

ここはマクロ派の私とダンナのお気に入りの場所となった。

砂地に小さな根やウミウチワがあって、砂地には色んなハゼ類、ウミウチワにはクダゴンベがいるという豪華(?)なポイント。

日本で人気のヒレナガネジリンボウも沢山います。

ただ何故か伊豆のヒレナガネジリンより小さくて色が薄くてしかもシャイと来ているので、ヒレナガネジリンが大得意の私も1m以内になかなか寄れない。

2本目じゃなかったらもっと長い間その砂地にいたかったが、減圧の不安には勝てず楽しい砂地を後に、、、。

このポイントは本当にお勧めです。

見た魚:ハナダイギンポ(オレンジ色で、キンギョハナダイに擬態している超可愛いギンポ)、スカシテンジクダイ、クモダコ、オーロラパートナーゴビー、ヒレナガネジリンボウ、オレンジバンデッドゴビー(オトヒメハゼのインド洋版)、インディアンフレームバステッド、クダゴンベ。

今まで撮ったクダゴンベの中で一番うまく撮れた↓。だって砂地に着底して撮れる超楽チンポイントなんだもん。


2本目に昼食を取った後、近くの島にハイキングに出かけるエクスカージョンがあった。

船上生活していると筋肉がなまるとのことで、ちょっとした小高い丘にあるバランシング・ロックという岩の側まで登るのだ。



そんなに距離は無いものの、ガードレールもない一歩間違えたらまっさかさまに落ちそうな細い通路を通るのはちょっと怖かった(ガードレールじゃなくて、太いロープが張ってあるけど)。

昔、親不知(おやしらず:新潟と富山の県境にある、ここを通って命を落とした人が沢山いるという名所)を通った人はこんな気持ちだったのかなーと勝手に思いをめぐらす。

バランシング・ロックの側から海を眺めるとものすごくきれいで気持ちいい。

津波があったとき、今回利用したスキューバ・エクスプローラ号はこの湾に停泊していて、きれいな海が一瞬で濁ったとのこと。

かつダイビングで浮上してきた数名のダイバーがものすごい勢いで流されて、別の大きな船がクルクルとコマのように回ったという。自然の力って恐ろしい(流されたダイバーは沢山の船が見ていたので、その後全員無事救出されました)。





3本目はマクロ好きな魚が宝の山のようにいるToTo Rockへ。

まず大きな根に行く前に、まずインド洋版ミヤケテグリを見る。電池を換えなかったので、私のカメラはここで終わり。この後が楽しかっただけに、ものすごい残念。

TOTO ROCKは、大きな根が砂地に山のようにそびえて、大きめの穴や、大きなテーブル珊瑚、ウミウチワがその根からニョキニョキと生えているすごい場所。

あんまり海外に行ってまで、小さなイザリウオを見つけたりしないが、アシスタントのタクヤ君が珊瑚の中に隠れているイザリを発見。

それ以外にテーブル珊瑚の端っこにプヨプヨ浮かぶテングカワハギの幼魚は異常に可愛かった。

ダンナの一番お気に入りの場所。

見た魚:スターリードラゴネット(↓の写真。インド洋版ミヤケテグリ)、イロイザリウオ、テングカワハギの幼魚、クモダコ、イヤースポットブレニー(このポイント以外でもあちこちいますが、耳にあたる部分に色がついている、超かわいいカエルウオ)、ハタタテハゼ。




4本目は夕まづめのお魚捕食シーンを狙ってAndaman Reefへ。

4本目なので、水深を浅く取るため珊瑚がニョキニョキ生えた場所をずーっと泳いで行く。

何故か船の操縦キャプテンが、一緒にエントリー。呼ぶから行ってみると、そこにはウツボが、、、、。まるでヨーロッパ人みたいなキャプテン(タイ人です)。

見た魚:アカホシサンゴガニ、カスミアジ、クマザサハナムロ、??サンゴハゼ(↓)。



この日は、なんと生まれて初めて一日5ダイブしちゃいました。

というのも、海外のポイントに行った場合、開催されるなら必ずナイト・ダイブを1本する私。ゲスト1人でもナイトを開催してくれるとのことで、1人でナイトに行って来ました(ゲズト1人にスタッフ4人潜るのは何故?)。

ということで、5本目は、Anita's Reefへ。

ここは、今まで潜ったナイトの中じゃ一番のものすごい魚影の濃いポイント。

ナイト好きじゃなくても、マクロ好きなら絶対、絶対お勧め。

残念ながら、カメラの調子が悪いので持って入るとストレス溜まると思ったので、持たなかったけど、それはそれは沢山のマクロ系生物がいたんです。

エビ・カニ類が夜になると出てくるってーのは、誰でも知っていることだけど、私の大好きなコマチ系のエビがヒダサンゴに山のように沢山いたのを見たときはカメラを持っていないことをかなり後悔。

カニも大小さまざまな種類のが出てきて、おいしそうなのから昼間見たこと無いのまでさまざま。

さらに今まで見たことのないクマノミのおネンネ・シーンも。クマノミってどうやって寝るか知ってる?フワフワのイソギンチャクに横になってまるでベッドで人間が寝るみたいにして寝るの~!!

これ以外もチョウチョウウオやクマザサハナムロが群れで泳いでいて、ナイトで魚の群れが見れるなんて、、、、本当にすごい。

5日目へ


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